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パリ風俗犯罪ファイル(5) (ジェラ-ル・ド・ヴィリエミステリ)
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とんでもない〈講義〉があったものだ。実は、おれもちょっと〈出席〉したかったがね。いや、今度の事件の話さ。スタッセン教授とやらの「ラブ・イン」とか「恋愛ゼミナール」とか。早い話が乱交パーティ。だが、「麻薬を使った、全力投球の」となると見逃しておくわけにはいかない。尾行、張り込み。秘密パーティはぞくぞくするようなやつだった。邸を提供する有閑マダム、のぞき趣味の夫、ハシシュを使った媚薬菓子、性科学にいかれたかわい子ちゃんの女子大生などなど。何?結末はどうなるかって?特捜課にまかせとけって!
小説・エッセイ > 外国の小説
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