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レターズ(2) (文学の冒険)
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ナイアガラ周辺地域では、1812年の第2次アメリカ革命を題材に映画撮影が進行中。脚本に関わったアンブローズ・メンシュは監督との仲違いの日々が続いていた。そこへ代々革命に身を捧げてきた一族の末裔A・B・クック6世、ついに文字を捨て数字による文学へ辿り着いた狂える作家ジェローム・ブレイらも加わって、現場は混乱をきわめる。その大騒ぎの中、相変らずアンブローズと熱愛中のレイディ・アマーストは謎の人物に犯され、妊娠する。一方、新しい恋人を得たジェイコブ・ホーナー君は、再生復帰院を出ようとしていた。そして自分が人生の第二周期を生きていると感じたトッド・アンドルーズはある決意を胸に最後の航海に出るが…。七人の手紙の書き手によるそれぞれの物語は次第に交錯し、合流しながら、ついに『レターズ』は大団円を迎える。巨大な螺旋を描いて循環するアメリカの歴史と人々の生を、濃密な物語性と緊密なテクストによって描き出した、20世紀文学を代表する巨人ジョン・バース畢生の傑作。
小説・エッセイ > 外国の小説
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