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静的解法FEM-板成形 (加工プロセスシミュレーションシリーズ)
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本書は、弾塑性FEMの研究やソフトウェアの開発を行っている第一線の研究者・開発者に執筆をお願いして出来上がった教科書である。連続体力学の基礎理論から、個別の問題に対処するためのさまざまな手法までを、バランスを考えながら体系的に取り上げている。シミュレーションの対象としているのは、主として金属板材のプレス成形過程である。そのための、シェル要素、板材としての材料異方性、工具と板材の摩擦・接触などを扱う手法が、最近の研究成果を含めて詳しく述べられている。これは本書の特長である。しかし、多くの金属材料は弾塑性変形を示すし、ほとんどの変形過程は工具などほかの物体との接触を伴う。したがって本書は、きわめて一般的な、金属材料の大変形過程を扱うための静解析弾塑性FEMの解説書でもある。
科学・技術 > 工学 > その他
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