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翼の帰る処(2 下)
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四大公家のひとつ“黒狼公”となったヤエトのもとに、砂漠に巣食う盗賊を捕縛しようと第二皇子の使いがやってくる。その盗賊団と接触を試みたヤエトは、自らの恩寵の力と対になる未来視の力を持つ女性と出会い…。一方、兄である皇子同士の激しい後継争いを目の当たりにし、衝撃を受けた皇女は、ヤエトの助けを得ながら、自らの進むべき道を模索し始める。-陰謀と謎が渦巻く中、ヤエトの過去視の力が視た『真実』とは。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
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