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アトウー・アトのやまびこ
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1992年、歌手を目指す若者、原口はベトナムに渡り、戦争孤児の女性、リエンと出会う。2人は恋に落ち、やがて日本とベトナムの懸け橋となるリーが生まれる。原口の夢はリーに託され、彼女の歌は人々の思いをのせて、絆という希望となっていく。“命”は“歌”に宿り、海を越えて家族という揺るぎない絆を作り上げていくー。ひとりの若者の決断から紡がれていく温かな物語。日本とベトナムの小さな村を舞台に描かれる、著者渾身の叙事小説。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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