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ヘアーハウスアシハラ
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性別が判定できない身体で生まれた芦原颯海は、いじめを乗り越えて美容師となり、母親が経営する「ヘアーハウスアシハラ」を受け継ぐ。辛い経験をしたからこそ、他人の弱さや劣等感をも優しく包み込む颯海の魅力に触れ、周りの人たちの生き方や考え方にも変化が生まれるー。なりたい髪型だって、幸せの形だって、人それぞれ。扉を開けると、王子様のような美容師が迎えてくれて、「変わりたい」と願う自分の気持ちに気づかせてくれる。「普通とは何か」「個性とは何か」を問いかける一冊。美容室を舞台に、人間の弱さと優しさを繊細に描いた物語。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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