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プルーストから村上春樹へ 岡本正明(著) 幻冬舎メディアコンサルティング - @Books

プルーストから村上春樹へ (幻冬舎ルネッサンス新書)

著者岡本正明
出版社幻冬舎メディアコンサルティング
発売日2020年01月
サイズ新書
価格880 円

「時間」で読み解く世界文学

20世紀の文学は「時間」を、事実の連鎖としての「外的時間」ではなく、個人の心の持続性を表す「内的時間」として描くことを始めた。著者はこれを文学による「時間の発見」と捉え、その口火を切ったのはプルースト、ジョイスであったとする。第一部では、英米の作家を中心に、文学における時間の主題化を心理学的・哲学的アプローチで掘り下げ、第二部では美学上の問題に焦点を当て、ガルシア=マルケスやカフカなど、より幅広いエリアの作家を分析していく。そして20世紀を締めくくる作家として、村上春樹を取り上げ、彼が生み出した独自の時間表現の世界を読み解いていく。

新書 > その他
人文・思想・社会 > 文学 > 戯曲・シナリオ

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