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大津皇子
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文武に秀で、多くの人望を集める大津皇子の即位を阻止せんと、天武の妃である譛良は、藤原不比等と結託。息子の草壁皇子に継がせるために暗躍する。しかし、大津皇子は譛良のことなど気にもせず、ただ文武に励み、仲間と酒を飲み自由闊達に過ごす。彼が求めているもの。それは皇位ではなく幼き頃を共に過ごした想い人の愛だけだった。動乱の古代飛鳥に展開する歴史と凄絶な人間ドラマが今ここに鮮やかに蘇る。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行
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