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王朝晦冥なり
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皇帝の座を巡る終わりなき争いー。なぜ国は興り、亡びゆくのか。中国南北朝時代、宋王朝の建国と栄枯盛衰を描く大河長編。微賎の生まれであった劉裕は晋の武将として仕えていたが、戦乱のさなか晋王朝を滅ぼし、新たに宋王朝を築く。そこから続く六十年に満たない宋王朝の短い歴史は、王族間の生々しい争いに溢れていた。病に倒れた劉裕(武帝)、政治に興味のない劉義符(少帝)、自身の二人の息子に殺された劉義隆(文帝)。様々な皇帝が生まれては消え、過ちを犯していく。なぜ人は国を亡ぼすのか。宋を亡ぼし、新たに建国された齊王朝。そして、歴史は繰り返されていくー。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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