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熱なき光
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昭和天皇への親書
一九四一年十二月八日未明、日本軍が宣戦布告なしにハワイの真珠湾を攻撃し、日米開戦の詔勅が発布された。不幸な戦いの火蓋が切って落とされる直前、愛する祖国と人生の大半を過ごしたアメリカとの開戦を回避しようと、祈る思いで米国大統領から昭和天皇への親書を草稿した男がいたー戊辰戦争後、賊軍と蔑まれた二本松藩士の末裔として生を受けた朝河貫一。父母の愛、恩師の支えに恵まれ、苦学の末、日本人初のイェール大学教授・歴史学者となった。世界平和を見据え、太平洋戦争へと突き進む祖国に警笛を鳴らし続けた知られざる偉人の物語が、今ここに幕開く!
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行
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