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日本の醜さについて 井上章一(著) 幻冬舎 - @Books

日本の醜さについて (幻冬舎新書)

著者井上章一
出版社幻冬舎
発売日2018年05月
サイズ新書
価格880 円

都市とエゴイズム

個人主義で自己主張の強い欧米人とくらべ、日本人は集団主義的で協調性があり、「和をもって貴し」とする民族だと言われてきた。しかし、ひとたび街に目をむければ、それはまちがいだと気づく。利権まみれで雑多な東京。くいだおれ太郎やかに道楽など人形だらけの大阪。“千年の都”と称されながら破壊と建設をくりかえす京都。ローマと東京、ヴェネツィアと大阪、フィレンツェと京都ー街並をくらべると、近代化と自由化をすすめ謳歌するあまり、無秩序とエゴにおおわれたのは欧米ではなく日本なのだ。都市景観と歴史が物語る、真の日本人の精神とは?

新書 > その他
人文・思想・社会 > 社会科学

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