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ウッディウィス全集(9)
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1863年、南北戦争のさなかのアメリカ。南部の由緒正しき家に生まれたアライナは、17歳にしてこの世の地獄をすべて見尽くしたかのようだった。戦禍で両親と兄を亡くしたばかりか、スパイの烙印を押され、北軍に追われる身になってしまったのだ。彼女は愛する故郷に別れを告げ、少年の姿に身を変えて伯父の住むニューオーリンズへと向かう。港に着いたとたん、新たな苦境に陥ったアライナを浮浪少年と信じて救ったのは、憎むべき北軍の大尉コール・テライマーだった。
小説・エッセイ > 外国の小説
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