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マーティン=L(ルーサー)=キング (新装版 人と思想 104)
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著者 | 梶原 寿
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出版社 | 清水書院
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発売日 | 2016年02月01日頃
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サイズ | 全集・双書
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価格 | 1,320 円
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一九六三年八月二八日ワシントン大行進において「私は夢を持つ」スピーチを行ったマーティン=ルーサー・キングは、一九六八年にテネシー州メンフィスで暗殺され三九歳の生涯を終えるが、一九八六年からは彼の誕生日が国民の祝日として制定実施されるに至り、「アメリカの夢」の使徒としての声価が定まったかに思われている。だがキングがその生涯の最後に目ざしたものは、物指向のアメリカ社会の構造と価値観を根底から覆えして、人間指向の「愛の共同体」に再創造することであった。いったいキングにおけるこのラディカリズムの源泉は何であろうか。本書はこの秘密に、あらゆる危機の時に彼を根底から支えた奴隷制以来の黒人キリスト教の信仰伝統に視点を据えながら、迫ろうとする企てである。そして彼の抱いた夢が、単なるアメリカの夢を越えた人類の夢でもあることを解明する。
人文・思想・社会 > 宗教・倫理 > キリスト教
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