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くろかみ秘蝶 (春陽文庫)
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著者 | 陣出達朗
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出版社 | 春陽堂書店
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発売日 | 1991年06月01日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 533 円
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弘化元年の五月闇の夜、加賀国は那谷寺の参道に、飛び交う蛍の群れを見事な小太刀の妙技で“百剣百中”に斬って落とす黒装束に白頭巾の剣士の姿があった。その“蛍を斬る”剣士は、動心流の剣法奥義を極めた赤鶴一刀斎であった。一刀斎は、大聖寺藩の手により首領熊坂道玄を筆頭に二十一人の山賊が磔刑に処せられた折り刑場を通りかかり、手下の目高のチビ助が生きているのを発見、これを救ってやった。保賀村の猛烈道場と異名をとる一刀斎の家には、妻お両を初めとしてお万・お仙・お百と三人の娘たちがいた。正木流万力ぐさり術の達人である姉娘お万と母お両には、大盗道玄をめぐっての謎がまつわっていた。-北陸路を舞台にくりひろげられる時代ロマン。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行 文庫 > 小説・エッセイ
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