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鍔鳴美剣士 (春陽文庫)
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著者 | 陣出達朗
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出版社 | 春陽堂書店
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発売日 | 1991年11月01日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 491 円
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江戸の夜を騒がす辻斬りが横行していた。その不敵な犯人は、御三家田安家の三男田安三次郎であった。今宥も飯塚道場の高弟杉森林伍次と、池辺近次郎の2人を従者に辻斬りに出た田安三次郎の前に出現した玲瓏たる笛の音の主こそ、白装束白頭巾の美剣士陣場左膳であった。鍔鳴りの音が闇にひびくと同時に、田安三次郎は左膳の妙剣の前に倒された。鍔鳴り無刀流の名手扇山景久の道場には、妻恋小町と評判の美しい姉妹瑠璃美と百合美があった。鍔鳴り無刀流、無敵の剣士白頭巾の正体こそ、瑠璃美その人であった。紀州家の姫君蓉姫の名笛朝露と、左膳のへび逃がしの名笛とが秘曲旋獅子をめぐって対立、紀州家をめぐる陰謀を美女剣はいかにさばくか?-巨匠陣出達朗作品中の白眉をなす傑作長編。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
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