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生命(いのち)ぎりぎり物語 (春陽文庫)
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ファイティング・マシン、天才児ボクサー・ダッシュ芝が運命をかけた広漠たる北海道の山奥で、生命ぎりぎりに生きた波乱に富むスリル満点の痛快現代編。1つの事業を計画し、それをいかなる障害があろうとも乗り越えてなし遂げる男、宗町東吾が香港のホテルでドア・ボーイをしていた孤独な若者をみつけ、ボクサーに育てた。その青年こそ、世界バンタム級チャンピオン・ダッシュ芝であった。だが、メキシコのビド・バセラとのリターンマッチに敗北した芝。その陰には女の復讐があった。美貌の姉妹、バーのマダム理枝と映画女優の伊東麻耶と芝との奇しき関係とは何であったか…。-ボクサーを断念し、北海道北見地方の山奥へと去った芝雄吉に待つものは…。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行 文庫 > 小説・エッセイ
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