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私に1分間時間を下さい!
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NHK紅白歌合戦での真実
著者はNHK在職中、数々の人気番組の司会を担当し、「視聴率男」と持て囃された名アナウンサー。人気絶頂だった昭和58年から60年まで、3回にわたって紅白歌合戦の白組司会者に起用されると、1曲紹介ごとに衣裳を着替え、メガネを取り替えるなどして全国の茶の間の注目を浴びた。中でも59年、紅白を歌手生活最後の舞台とすると宣言していた都はるみに歌唱後にアンコールを希望し、そのとき発した「私に1分間時間を下さい」という言葉は、当時の流行語にまでなった。本書は80歳代半ばとなった著者が、あの伝説の紅白歌合戦の舞台裏を明らかにした注目の記録である。あの時なぜNHKは自分を司会者に据えたのか?あのヒンシュクを買った演出ー奇抜な衣裳とメガネの早替りを決行した理由は?そしてあの「私に1分間〜」はアドリブだったのか、用意されたセリフだったのか…。テレビ放送開始60周年の記念すべき年の掉尾を飾る、話題必至の1冊!
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