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出羽院内銀山仕置帳
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連作時代小説
奥州随一の産銀量を誇る出羽国・院内銀山には、その賑わいに吸い寄せられ諸国から多くの人間が流れ込んでいた。浪人、山伏、商人、遊女、遊芸人…いずれも荒くれ者ばかりで喧嘩、揉め事は日常茶飯、物騒な事件もあとを絶たなかった。ある日、酒役人の家に押し込み強盗が入り銀十貫が盗まれた。同じ日、遊女屋から人気の傾城(遊女)がある男と駈け落ちした。銀山奉行の下で働く仕置番の助川十兵衛、通称助十は、さっそく捜査に乗り出すが、突如、意外な強敵が姿を現わした…。(第一話「傾城駈け落ち」)山中の別天地ー銀山で次々に起こる難事件、怪事件。立ち向かう腕っこきの仕置番・助十…。名手が放つ傑作時代連作集。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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