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動物という隣人 鬼頭 葉子(著) 新教出版社 - @Books

動物という隣人

著者鬼頭 葉子
出版社新教出版社
発売日2023年02月24日頃
サイズ単行本
価格5,995 円

共感と宗教から考える動物倫理

動物の権利は関係的権利であり、脆弱性が権利の源泉となる。脆弱性とは有限性と依存性であり、依存性ゆえにすべての生は連帯し、関係的存在となりうる。脆弱性はときに苦しみをもたらすが、その苦しみに対する共感が共同体における合意形成を促し、動物への配慮を権利化する。そして宗教は、動物を含むすべての生に対する脱人間中心主義的な視点を提供し、アガペーとケノーシスに基づく倫理的配慮の可能性をも示唆する。

人文・思想・社会 > 宗教・倫理 > キリスト教

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