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虹の生涯(下巻)
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新選組義勇伝
毎日江戸城の堀端に釣り糸をたらすしか為すことのなかった引退公儀お庭番が、桜田門外の変に出遇ったことから運命が一変した。余生をこのまま朽ち果てようとしたお庭番が風雲急なる京へ上り、新選組を助け、旗本八万騎の面目にかけて落日の幕府のために繰り広げる壮絶な敗者復活戦。舞台は会津からさらに箱館へと移り、死出の花道を探して転戦する生きよう、死にざまの中に、武士道を貫いた熱いロマン。「年をとるということは、勝ち残りである」ことを身をもって実証した最後の武士たちの人生の軌跡を余す所なく描く。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行
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