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五稜郭の兄弟 (新人物文庫)
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江戸末期の天保年間、筑後久留米領内の庄屋高松家に生まれた九人の兄弟姉妹。二男勝次と三男権平は、ともに医者を志して国元を出奔。旗本の養子となって古屋佐久左衛門と名も改めた勝次を江戸に訪ねた権平こと高松凌雲は、医学の道に進んで一橋家の奥詰医師となる。幕府瓦解後、旧幕軍の脱走歩兵「衝鋒隊」を率いて奥羽を転戦後、箱館に走った兄と出会った凌雲は、箱館病院長として戦火の中で敵味方の区別なく傷病兵の治療にあたる…。五稜郭で、榎本軍とともに最後の戦いを挑んだ兄弟の数奇な軌跡を描いた長篇歴史小説。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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