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ういろう物語
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一子相伝で受け継がれた、霊薬の秘密と伝統の軌跡
「医術を求めている場所があるならば、病にも医療にも国の境はない」大都陥落の戦禍を逃れ、倭国の民を救いたい思いを胸に海を渡った男・宗奇ー彼の伝えた妙薬は、やがて銀の結晶“ういろう”となる。足利義満、北条早雲、市川團十郎ー名高い人物に出会い、深く係わりながら、激動の歴史の中で、“ういろう”は、多くの人の心と身体を救い続ける。直径二ミリにも満たない銀粒が紡ぎだす、六百余年の人間ドラマ。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行
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