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黒川温泉殺人事件 (Joy novels)
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書き下ろし長編ミステリー
志垣警部の知人の息子・戸部修太は、三十歳のエリート社員。三週間後に上司の娘との結婚を控えていた。だが二年前に大きな事故で負傷し、ときどき記憶の途切れることがある。その息子の様子がおかしいと父親から相談を受け、志垣が本人に話を聞くと「九州の黒川温泉で女を殺した気がする」と衝撃の告白!記憶する場所には殺人の痕跡はなかったが、修太の笑顔を携帯の待ち受けに入れた女の死体が、意外な場所で見つかった。
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