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萌えいづる (実業之日本社文庫)
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京都にある平家物語ゆかりの小さな寺には、参拝客が想いを綴るノートがあった。ひとり訪れた女たちは、誰にも言えない秘密を書き残す。若い男とのフェティシュなセックスに溺れる女、仲が良いはずの夫から突然離婚を切り出された女、愛人の座を奪われた女…濃厚なエロスが心身に刻まれた女性たちの運命のゆくえを、古都を舞台に抒情豊かに描く、感動の官能小説。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行
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