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表現と意味
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言語行為論研究
本書(一九七九)は、『言語行為』(一九六九)および『志向性』(一九八三)とともに三部作を形成する初期サールの代表作である。言語行為論のさらなる発展(発語内の力の体系的分析と間接的言語行為の理論)、文芸理論への拡張(隠喩とフィクションの理論)、志向性理論へと連なる基礎の掘り下げ(言葉と世界の一致の方向の区別、意味と背景、指示の一次的な相の理論)、言語学と言語行為論の関係の解明(遂行節削除分析と会話の公準理論批判)を含み、言語行為の研究における今日の標準理論の基本枠組みを完成させた著作である。
人文・思想・社会 > 言語学
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