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ランタンハウス あかりのともるおうち
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だれかが、ここに住んでくれるといいなあと、小さな家はじっと待っていました。新しく建てられた家は、ずっとどんな人が住むのだろうと想像していました。家の灯りがともると、ランタンのようにかがやき、みんなを守りたいと願っていました。最初にやってきた家族は、家のまわりに囲いをめぐらせ、花を植えました。子どもが生まれ、にぎやかな毎日をすごすようになりました。夜になるとあかりがともり、ランタンのようにあたりを照らしました。月日がたち、だれもいなくなったおうちは、すっかりしずまりかえっています。だれかが住んでくれるといいなあとじっと待っていました。サーカスがひっこしてきたら、どう?天文学者がひっこしてきたら、どう?そしてやってきたのは、古くなった家を愛する家族でした。古い家屋を再生し、新しい家族にバトンを渡す活動をするエリン・ネピア。エリンが文章を書き、友人のアダム・トレストが、みごとなランタンハウスの世界を描いています。ニューヨーク・タイムズ誌でベストセラー、今話題の絵本です。
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