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結び目と素数 (シュプリンガー現代数学シリーズ 15巻)
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本書は、数論的位相幾何学の初めての本である。結び目と素数、3次元多様体と整数環の類似に基づき、結び目理論と整数論の基本的な概念・諸理論の間の類似性を平行的な形で論じている。結び目理論と整数論の歴史を振り返るとき、今から約200年前のガウスの研究に両者の源泉の1つを見出すことができる。本書の目標も、ガウスから分かれたこの2つの道を現在の視点から見直し、両者の間に橋を架けることである。本書は、Arithmetic Topology(数論的位相幾何学)とも称される新しい分野の基礎付けを与えるものである。結び目理論、整数論、および幾何学と整数論の相互関連に興味をもち、勉強・研究している学生、研究者に薦められる書き下ろしである。
科学・技術 > 数学
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