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ファインマン経路積分の数学的方法 (シュプリンガー現代数学シリーズ)
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時間分割近似法
本書は振動積分を道具とし、ファインマン経路積分の時間分割近似の収束を論じる。特に停留位相法の剰余項に対し空間次元が限りなく大きくなっても有効な評価を与えることがキーポイントである。ヒルベルト空間論、フーリエ積分論の初歩の知識を前提としているが、基本的には予備知識を仮定しない。本文の議論に使われる技術的な事実は第2部の補遺にまとめて紹介し、読者の便をはかっている。細部まで省かず詳しく説明し、初学者にも配慮した明快な数学書。
科学・技術 > 物理学
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