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国境の南 (MG浪漫ブック)
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元祖ジャパニーズ・バックパッカー
一九六九年、シングル盤『ジャン』でデビュー。六十年代後半から始まる日本のオリジナルロックシーン幕開けの一翼を担い、七十一年『回帰線』、七十三年『南正人ファースト』などの伝説の名アルバムを発表。以来、放浪のビートニックシンガーとして活躍し続けている南正人。本書は、ミュージシャンになる前の大学生・南正人が、一九六四年から一九六六年にかけて、メキシコ、アメリカ、ヨーロッパと二年に及び放浪し続けた青春の軌跡である。また同時に日本の元祖的バックパッカーの貴重な記録でもある。現在では世界各地で日本のバックパッカーたちに出会えるが、当時は一般人の海外渡航自由化がスタートしたばかりでその姿はほとんどなく、海外放浪などまさに危険覚悟の「冒険の旅」であった。なお、この原稿は海外放浪から帰国した直後の今から約四十年前(一九六六〜七年)に書かれたものである。
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