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正法眼蔵第二 摩訶般若波羅蜜 私釈
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著者 | 松岡由香子
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出版社 | 風詠社
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発売日 | 2020年10月29日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 2,200 円
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経に依り教に依る有の思惟
この巻は般若心経の解釈でも、空を説くのでもない。『心経』の無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法の「無」をとって、上座部および大乗の教学範疇を認め、経を大切にし、敬礼という敬虔な態度を説く。また如浄の頌によって、虚空に掛る風鈴のように、入ってくる色声香味触を、取捨選択なしにそのまま受け流す坐禅を称え、その坐禅こそチリンチリンと鳴るような無上の説法であると示す。諸解釈を詳細に吟味し、「摩訶般若波羅蜜」の真意を読み解く。
人文・思想・社会 > 宗教・倫理 > 仏教
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