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深川二幸堂 菓子こよみ<二>
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光太郎と孝次郎の兄弟が営む菓子屋「二幸堂」。如才なく得意先を開拓する美男の兄と、不器用だが才ある弟の作る菓子は、江戸深川にしっかりと根を下ろしはじめたー。王子のせせらぎのような水羊羹「壬」、生姜の風味爽やかな「夕凪」、香ばしさと舌触りが絶妙な粟饅頭「日向」、瑞兆を映す祝い菓子「冬虹」…。-孝次郎の作るとびきりの菓子が、縁を言祝ぎ、幸いを呼ぶー。江戸の菓子屋を舞台に描かれる、極上の甘味と人情と、ままならぬ恋。兄弟の絆と人々の温かさに涙零れる珠玉の時代小説、待望の第二弾!
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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