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関羽 (筑摩選書)

著者	渡辺義浩
出版社	筑摩書房
発売日	2011年10月
サイズ	全集・双書
価格	1,650 円

神になった「三国志」の英雄

世界各地のチャイナタウンには関帝廟があり、そこには関羽が商業の神として祀られて、華人たちの心の拠り所となっている。「三国志」の武将が、なぜこのような信仰の対象となったのか。「義」「信」を尊ぶ中国人の精神との関わりを手がかりに、歴史上の一人物である関羽が、「義」「信」を体現する象徴へと大きく変貌を遂げるまでを描き出し、中国の民衆が関羽に託した思いを探る。

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