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日本回帰と文化人 長山 靖生(著) 筑摩書房 - @Books

日本回帰と文化人 (筑摩選書 210)

著者長山 靖生
出版社筑摩書房
発売日2021年04月16日頃
サイズ全集・双書
価格1,870 円

昭和戦前期の理想と悲劇

西洋文化を旺盛に摂取しつつ繁栄を遂げてきた近代日本は、昭和期に入ると急速に「日本回帰」へと旋回する。そのうねりのなかで文学者や思想家たちもまた、ときにそうした運動の主導者となっていった。和辻による日本古典美の称揚、保田らの「日本浪曼派」、北原白秋や斎藤茂吉の戦争詩歌、そして三木の東亜協同体論や京都学派の「世界史の哲学」-。戦後タブー視されがちであったこれらの作品を、当時の時代状況や彼らの内的論理に注目しつつ読み解き、「日本的なもの」の核心に迫る意欲作。

人文・思想・社会 > 文学 > 文学史(日本)
人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史

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