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敗者としての東京 吉見 俊哉(著) 筑摩書房 - @Books

敗者としての東京 (筑摩選書 248)

著者吉見 俊哉
出版社筑摩書房
発売日2023年02月17日頃
サイズ全集・双書
価格1,980 円

巨大都市の隠れた地層を読む

富と人口が集中し、世界最大規模を誇る都市、東京。だがこの都市は、少なくとも三度、占領されてきた。一五九〇年の家康、一八六八年の薩長連合軍、一九四五年の米軍によってである。凹凸をなすこの都市の地形と結びつきながら、過去の「敗者たち」の記憶は、歴史的な地層をなしてきた。縄文の古代から現代までを視野に入れ、地球史的視座と家族史的視座とを往還しながら、江戸=東京に伏在する「敗者たち」の記憶の水脈を探り当て、「勝者」であり続けようとする令和の東京とは異なる可能性を探求した、比類なき「江戸=東京」論!

人文・思想・社会 > 社会 > 社会学

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