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古代中国王朝史の誕生 (ちくま新書 1771)
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著者 | 佐藤 信弥
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出版社 | 筑摩書房
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発売日 | 2024年01月11日頃
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サイズ | 新書
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価格 | 1,056 円
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歴史はどう記述されてきたか
現代にも通じる歴史書と評価される司馬遷『史記』だが、執筆には、それより前に記録され、伝えられたものの蓄積がある。当然のことながら、文字がなくてはならないし、竹簡などの記録メディアが必要。さらに、それがいつの出来事かを記述するためには、国王の治世や暦等を根拠にした年号もあるほうがいい。正史は権力者の歴史認識と思想を汲むため編者は命懸けだが、すでに古代中国においても過去の事象からいまの問題を見出す態度の萌芽が見られる。出土史料を繙きながら、『史記』に結実する記録への執念や歴史観の興りをたどる。
新書 > その他 人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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