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人が人を罰するということ 山口 尚(著) 筑摩書房 - @Books

人が人を罰するということ (ちくま新書 1768)

著者山口 尚
出版社筑摩書房
発売日2023年12月07日頃
サイズ新書
価格1,012 円

自由と責任の哲学入門

人間は自由意志をもつ主体であり、過ちを犯した者が咎められ罰されることは、古くから共同体における基本的なルールと考えられてきた。一方、自由の存在を否定し「刑罰は無意味だ」とする神経科学や社会心理学の立場がある。はたして人間は自由な選択主体か。私たちが互いを責め、罰することに意味はあるのか。抑止、応報、追放、供犠といった刑罰の歴史的意味を解きほぐし、自由否定論、責任虚構論の盲点を突く。論争を超えて、“人間として生きること”を根底から問う哲学的探究。

新書 > その他
人文・思想・社会 > 宗教・倫理 > 倫理学

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