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美術という見世物 (ちくま学芸文庫)
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著者 | 木下直之
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出版社 | 筑摩書房
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発売日 | 1999年06月10日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 1,430 円
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浅草は奥山の生人形、西洋油画を並べた油絵茶屋、パノラマ館での戦争体験、掛け軸になった写真…19世紀日本のエロ、グロ、ナンセンス。細工師の手になる奇々怪々な造形表現のかずかずは、市井の人びとはもちろん、外国人をも驚かせ魅了したが、それにもかかわらず、西洋文明に倣えの近代化が押し進められる渦中で排除され、やがて歴史に埋もれてしまう。美術という基準からはずれたアウトローを掘り出し、幕末・明治の驚くべき想像力を検証する、転換期の日本美術への新たな視座。図版多数。
文庫 > 人文・思想・社会
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