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色彩論 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(著) 筑摩書房 - @Books

色彩論 (ちくま学芸文庫)

著者ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ / 木村直司
出版社筑摩書房
発売日2001年03月
サイズ文庫
価格1,650 円

文豪ゲーテは多くの貌をもつ。その文業とともに、終生情熱を傾けたのが、植物学・動物学・地質学・解剖学・気象学などに及ぶ広汎な自然研究であった。とりわけ形態学と色彩論はその白眉と言うべく、シュタイナーらの再評価を経て、現代的関心もきわめて高い。分析と還元を旨とする近代科学の方法に対して、綜合と全体化を目指すゲーテの理念の背景には、汎知学ーヘルメス学の伝統が控えている。『色彩論』の精髄たる「教示編」に加え、「科学方法論」を併載し、ゲーテ自然思想へのチチェローネとなす。

文庫 > 人文・思想・社会
科学・技術 > 物理学

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