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世紀末芸術 (ちくま学芸文庫)
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著者 | 高階秀爾
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出版社 | 筑摩書房
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発売日 | 2008年07月
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サイズ | 文庫
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価格 | 1,320 円
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メタモルフォーズする官能の女性像、流麗なアラベスク模様、象徴的な動植物モティーフー。アールヌーヴォーやユーゲントシュティールなど「世紀末芸術」は、19世紀末、爛熟の極に達した西欧文化の中から、一斉に花ひらいた。混沌とした転換期の鋭敏な感受性が、華麗な装飾性や、幻想的な精神世界などを追求しはじめたのだ。そこにはすでに、抽象表現の台頭、諸芸術の綜合、芸術言語の国際化等、20世紀芸術にとって大きな意味をもつ諸問題が提起されていた。新時代への「美の冒険」でもあった芸術運動を、絵画や彫刻、建築、装飾、デザインの分野にわたって捉える。
文庫 > 人文・思想・社会
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