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熱学思想の史的展開(3) (ちくま学芸文庫)
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著者 | 山本義隆
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出版社 | 筑摩書房
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発売日 | 2009年02月
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サイズ | 文庫
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価格 | 1,540 円
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熱とエントロピー
「エントロピー」の誕生は難産だった。熱の動力をめぐるカルノー以来の苦闘をへて、熱力学はやがて第1法則と第2法則を確立し、ついにエントロピー概念に到達する。マクロな自然の秘密を明るみに出したそのエントロピーとは何か。「エネルギーの散逸」とのみ捉えられがちな誤謬を正しつつ議論は進む。第3巻は熱力学の完成とその新たな展開。マクスウェル、トムソンらの寄与とクラウジウスの卓抜な総合化、さらにギブズの化学平衡論により制約因子としてのエントロピーの本性が明らかとなってゆく。論文・書簡を含む多くの原典を博捜して成った壮大な熱学史。格好の熱力学入門篇。全3巻完結。
文庫 > 科学・医学・技術 文庫 > 人文・思想・社会 科学・技術 > 物理学
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