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肉体の迷宮 (ちくま学芸文庫)
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著者 | 谷川渥
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出版社 | 筑摩書房
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発売日 | 2013年05月08日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 1,540 円
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ねじれ、ひきつり、傷つき、腐る肉体。このトポスに派生するあらゆる問題系を鮮やかに論じる。「自然」を特権的な画題としてきたゆえに、希薄な肉体のイメージしか持たなかった日本人が、明治以降、量塊的な肉体表象を持つ西洋美術に対峙した過程を取り上げた「『日本人離れ』の美学」をはじめ、ユイスマンスが魅せられたグリューネヴァルトの磔刑図、フランシス・ベーコンの叫ぶ教皇などの作品を取り上げる。東西の美術・文学・哲学を自在に横断しながら、“肉体”と格闘した美意識を論じる独創的な表象論。
文庫 > 人文・思想・社会
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