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不在の哲学 (ちくま学芸文庫)
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著者 | 中島 義道
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出版社 | 筑摩書房
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発売日 | 2016年02月09日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 1,430 円
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古来、西洋哲学は確固とした普遍的「実在」を求めてきた。本書は、そうした客観的・統一的な脱自己中心的世界としての「実在」ではなく、対立概念である「不在」こそが「真にあること」ではないかという問題に取組む。言語=理性を習得してしまった人間は、客観的・統一的な「実在」こそ普遍的であり、それを、多元的・自己中心的な「私の世界」よりも優位に置く図式に、なかなか抗うことができない。そして、自分が住んでいる世界の相貌を語りつくすことができない。それはなぜなのか。不在を生み出す時間、自己と他者というトリック等、数々の哲学のアポリアに迫る、渾身の書下ろし。
文庫 > 人文・思想・社会 人文・思想・社会 > 哲学・思想 > その他
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