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頼山陽とその時代(上) 中村 真一郎(著) 筑摩書房 - @Books

頼山陽とその時代(上) (ちくま学芸文庫)

著者中村 真一郎
出版社筑摩書房
発売日2017年03月08日頃
サイズ文庫
価格1,650 円

名は襄、字は子成、通称久太郎。安永9年、儒者頼春水の長子として大坂に生まれる。後に、天賦の詩才と史書の叙述で天下に令名を馳せる頼山陽(1780-1832)である。その一代の文章は、幕末期に尊王攘夷運動の原動力ともなった。作家中村真一郎は、この人物の内面を丹念に掬い上げながら、生涯の全貌と時代の知的風景を余すところなく描き出す。発表後、山陽のみならず、江戸漢詩文の再評価をもたらした傑作評伝。上巻では、精神の異変と、脱藩事件や遊蕩によって始まる山陽の生涯、一族のあり様、西遊中の交際などを扱う。芸術選奨文部大臣賞受賞。

文庫 > 人文・思想・社会
人文・思想・社会 > 歴史 > 伝記(外国)

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