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イタリア・ルネサンスの文化 上 (ちくま学芸文庫 フー13-11)
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本書は、歴史家ブルクハルトが、ルネサンスを単なる「古代の再生」として捉えず、あらゆる分野における近代化への移行運動として大胆に解釈しなおしたものである。細部まで組織化されていく中央集権国家、陰謀・同盟・裏切り・買収、そして冷徹な打算に基づく外交政策。それらを通じて、近代的な社会と人間の生活様式文化は、いかにして出現したのか。「ルネサンス」の本質を細部において総合的に捉え、人類史上突出した時代として発見した畢生の大著。上巻は「精緻な構築体としての国家」「個人の発展」「古代の復活」の三章を収録する。
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