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回想の野口晴哉 (ちくま文庫)
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朴歯の下駄
「野口整体」の創始者として、日本の東洋医学を代表する野口晴哉。本書は、野口晴哉の夫人であり、真の理解者でもあった著者が書き記した回想の記である。著者は、野口晴哉との対話の数々から、少年期に「気」に目覚め、ついに整体法を大成し晩年を迎えるまでを描出している。各時代を悠然と闊歩する野口晴哉像が見事に浮かび上がる。伴侶としてのまなざしと、弟子としての厳しい思索が融和する本書は、野口晴哉、「野口整体」を知るうえで最適の書である。
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