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通天閣 (ちくま文庫)
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著者 | 西加奈子
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出版社 | 筑摩書房
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発売日 | 2009年12月09日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 638 円
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『さくら』で彗星のように華やかなデビューを飾った西加奈子の第4作にあたる長編小説。冬の大阪ミナミの町を舞台にして、若々しく勢いのある文体で、人情の機微がていねいに描かれていく。天性の物語作者ならではの語り口に、最初から最後までグイグイと引き込まれるように読み進み、クライマックスでは深い感動が訪れる。このしょーもない世の中に、救いようのない人生に、ささやかだけど暖かい灯をともす絶望と再生の物語。この作品で第24回織田作之助賞を受賞している。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・な行
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