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哲学個人授業 (ちくま文庫)
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〈殺し文句〉から入る哲学入門
哲学者の書くとぎすまされた言葉には、歌舞伎役者の切る「見得」にも似たぞくっとする魅力がある。ある言葉に出会うことで、もやもやした世界が一挙に結晶化するのだ。デカルト、カント、デリダ、西田幾多郎等23人の「グッとくる」言葉を題材に「哲学」を日常の底に食い入らせる対談。内田樹、江弘毅両氏も時折参戦。文庫化にあたり、「幸福について」の一章を語り下ろした。
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