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時間の歴史 (ちくま学芸文庫 アー31-3)
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日時計、ゼンマイ、重錘、クオーツーこれらの計時具から、人間の文明はどのような変遷を辿ったと言えるだろうか?時間が神々のものであり、自然のリズムとともにあった古典時代“神々の時”。人間の肉体に時間が内在化され、聖堂の大時計などで統御するようになる中世“肉体の時”。より精密に数量化された時間に経済価値が与えられ、人間の生活を成型していく近代“機械の時”。そして、予めプログラムされ、記号化された現代の“コードの時”へ。博覧強記で知られる著者が、「時間と暴力」「暦と権力」の共謀関係を丹念にすくいあげる。ジャック・アタリ初期の代表作。
文庫 > 人文・思想・社会 科学・技術 > 地学・天文学
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