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道徳および立法の諸原理序説 下 ジェレミー・ベンサム(著) 筑摩書房 - @Books

道徳および立法の諸原理序説 下 (ちくま学芸文庫 ヘー13-2)

著者ジェレミー・ベンサム / 中山 元
出版社筑摩書房
発売日2022年08月10日頃
サイズ文庫
価格1,540 円

「政治と道徳の学問の土台をなす真理は、数学のような厳密な学問的な調査によらなければ、そして比較を絶するほど複雑で広範な調査によらなければ、見いだすことはできない」。序文に記されたこの言葉通り、本書全体の三分の一を占める長大な「第16章 不法行為の分類」においてベンサムは人間の不法行為のありようを執拗に追跡し、精緻な考察を繰り広げていく。そこに映し出されるのは、科学に立脚して立法と道徳を問いなおし、完全なる法体系を打ち立てんとするベンサムの強靱な意志である。幸福とは、人間の道徳とは、そして法の目的とはー。哲学史に燦然と輝く重要古典、待望の完訳。

文庫 > 人文・思想・社会
人文・思想・社会 > 哲学・思想 > 西洋哲学

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