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俺の人生まるごとスキャンダル (ちくま学芸文庫 クー35-1)
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グルダは語る
「どの瞬間においてもそれが命がけであるかのように弾かなくちゃいけない」「モーツァルトはテクニックの点ではごくわずかな例外をのぞいてむずかしくはない。むずかしいのは解釈なんだ」「グールドの“イタリア協奏曲”はヘタだしまったく間違っている」「批評家のお歴々が言う現代音楽は「現代」でもなく「音楽」でもない」-。クラシックの枠にとどまらず、さまざまなジャンルの音楽を分け隔てなく愛し、聴衆を楽しませることに心血を注いだ自由自在の巨匠ピアニスト、グルダ。自らの演奏や同時代の演奏家・批評家、愛弟子アルゲリッチ、ピアノメーカーの音色の違い等、歯に衣着せず、縦横無尽に語る!
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